「命」の相性
2021年03月17日 21:18:05
宿曜占星術では、27×27=729通りの相性がありますが、大きく分けると6通りの相性に別けられます。
「命」 「業・胎」 「栄・親」 「友・衰」 「安・壊」 「危・成」
の6通りです。
「命」の関係とは、自分と同じ本命宿を持つ人との相性になります。
例えば、自分が昴宿の場合、相手も昴宿、自分が畢宿の場合、相手も畢宿という場合です。
出会う確率はどの相性よりも低く、めったに出会うことのない相手です。
しかし、一度出会うと強烈な因縁が生じるので、なかなか離れることが出来ない関係となるでしょう。
お互いに共感することが多く、初対面でも意気投合したり、どこか懐かしさを感じることもあります。
ただ、お互いの裏も表もわかるので、付き合いづらい仲になることも。
相手を自分の分身のように想い合う仲もありますが、長期間一緒にいると苦痛に感じることになるので、適度な距離をおくことが大切です。
仕事面では、変に馴れ合って大切なことが疎かになったり、逆にやたらとライバル心を燃やし張り合うことになりかねません。力をを合わせることが出来れば、予想以上の成果を発揮することも。
恋愛面では、一度恋に落ちると、どんな障害やトラブルがあっても困難を乗り越えて一緒になろうとします。盲目的な恋愛になりやすいため、客観的な視点を持つことが大切。
結婚面では、強い絆で結ばれていているので、同じ運命とカルマを背負い末永く仲良く暮らすことが出来るでしょう。しかし、運命的なものが強く縁も深いので、別れたくてもなかなか分かれることが出来ず泥沼化してしまうことがあります。
「命」の関係は、宿がもつ性質によってうまくいく場合とうまくいかない場合とあります。
どちらにせよ、接近しすぎたり、意識しすぎると無意識な自分の嫌な部分を見てしまい、嫌悪感を覚えたり重苦しく感じてしまうので、距離感を保つことが大切です。