角宿月(9月7日~10月5日)キーワード
2021年09月09日 21:06:36
宿曜占星術では角宿の月(9月7日~10月5日)になります。
女宮・水星に2足、秤宮・金星に2足属しています。
角宿はインドでは、ヴィシュヴァカルマン神と関係付けられていて、この神は工匠神として活躍し、神々の武器を作り出したとされています。
神仏では、毘首羯磨天になり、帝釈天の臣下で、彫刻、建築など種々の美術を司る神といわれています。
角宿月のキーワードは
深堀、体感、潔癖、客観的、多様性など
です。
この時期は、冷静に物事を見つめ、深掘りしてみましょう。
長く続けていることや大きくなったものは、気づかないうちに余計なもが付随してくるものです。
本当に必要なのか?本質は何なのか?何のためにあるのか?
本質や核といわれるところを見極め、余計なものを全てそぎ落とすことによって、土台・根幹といったものがしっかりとして、将来のリスクを避け身軽になれるものです。
仕事、人間関係、生活など一度何が大切なのか見直してみましょう。
ここで気を付けるべきことは人間関係。
常識、正義など価値観というものは人それぞれであり、自分が正しいと思うことと相手の考えは必ずしも一致するわけではありません。
世界には多種多様な人たちがいて、多くの国があり、思想や在り方というものがあります。
自分の価値観を相手に押し付けのではなく、相手の考えを理解してあげることが大切です。
またこの時期は、「体感」するということが重要です。
何を見て、何を感じて、何を得て、どう心地よいのか?
誰かに触れることや、リアルに手を動かすこと、はたまた、何かを作っていくことでしか私たちの体感覚・五感というのは鍛えられません。
また、五感を通してのみ得られる喜びや経験というものも存在しています。
それは、映画や哲学等の「作品」を通して感じる知性や芸術的な感動とは違い肌感覚よりのセンシング感覚のほう。
「触れる、撫でる、回す、癒す、治す」といったものがその最たるものです。
ぜひ実践してみましょう。
運気を上げる秘訣は、衣類やオシャレに関すること。
また、部屋の整理整頓、インテリアトレンドを取り入れるのも吉。
特にアースカラーは、いつもの空間にプラスしても馴染みやすく、暖かみのある居心地のよいお部屋に仕上げてくれます。
角宿は別名、「彩画宿」といい、美術や芸術、音楽と深い関わりがあります。
これらは、観たり聞いたりして楽しむこともできますが、この時期は、実際に体感することで新たな才能が発揮されるでしょう。
建築・設計・空間・陶芸・書道・華道・セラピーなどの分野は積極的にチャレンジしてみて。