奎宿月(3月3日~3月31日)のキーワード
2022年03月03日 20:54:31
今日は新月
宿曜占星術では奎宿の月(3月3日~3月31日)になります。
奎宿は魚宮に4足属しており、魚宮の影響を最も強く受ける宿です。
インドではプーシャンと関係付けられており、家畜や動物の守護神になります。
太陽神の一つであり、道祖神でもあります。
奎宿月のキーワードは
幻想 夢 ファンタジー 目に見えない世界 愛 浄化
です。
奎宿が属する魚宮は、水のエレメントを持つ宮の最後の一つ。
水のエレメントは、「愛」や「感情」を表します。
水のエレメントを持つ宮は、蟹宮・蠍宮・魚宮の三つですが、それぞれ、母性・神性・宇宙性を使って人や社会・世界を包み込み、癒し、赦していくエネルギーです。
魚宮の役割とは、「はぐれ者」を作らないことでもあります。
海の中を想像してみましょう。
海中では、クジラやサメ、魚にタコやエビ、クラゲ、イルカ、ウニ、サナダ虫など様々な生き物がいます。
そこには善も悪も、聖も邪も、白も黒もありません。
海はただただ全てを包み込んでいるのです。
ワンネスのもとでは全てはフラットであり、全てはただの事象でしかありません。
この時期は、自分の感情に向き合ってみましょう。
その過程で醜いもの、汚いもの、暗いものを見ることもあるでしょう。
またそれと同様に、綺麗なもの、楽しいこと、明るいことなども見えてきます。
それらの間に線を引かずに全てをのみ込み、それが一つに繋がっていくという道が見えた時に、あなたの中で浄化が始まるでしょう。
怒りや嫉妬といった負の感情を突き詰めれば、自分の煩悩(欲望)が阻害されたことによるものということが見えてきます。
それは自分自身の醜さや弱さを認め、反省することになります。
なかなか難しいことであり、ついつい人のせい、社会のせい、世の中のせいにしてしまいがちです。
しかしそれでは、何も解決しないし、その負の感情に自分が苦しまさせられることになります。
もし、人間関係や家族関係などわだかまりがある方は、是非この時期に自分の感情と向き合ってみましょう