斗宿の月(12月4日~1月3日)キーワード
2021年12月04日 20:58:32
宿曜占星術では斗宿の月(12月4日~1月3日)になります。
斗宿は弓宮に1足、磨宮に3足属しており、この二つの宮の影響を受ける宿です。
インドではガナデーヴァターと関係付けられていて、ガナデーヴァターはダクシャ仙の供犠に招かれた神々のことで、生命の支配者であり、普遍、永続を司ります。
北魚宿、大光天とも呼ばれており神仏では毘説神になります。
斗宿のキーワードは
学術的研究心 思想 伝統・文化
です。
この時期は外へ外へと意識を向けるようにしましょう。
内側に籠るばかりで何もしないとか、外的な刺激、特に学術的なもの、好奇心が刺激されるものがない環境ではストレスが溜まり、意欲ややる気もなえてくるばかりです。
あなたの好奇心や関心、探究心を最優先に勉学に励めば、これから個々の才能が重要視される「風の時代」を生き抜くためのスキルになるでしょう。
また、新しいことや最先端のことを学ぶことも良いですが日本の歴史や伝統・文化を学ぶことも大切です。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
愚か者は経験からしか学ばない、すなわち未来を知りたければ歴史を学ぶことが近道だということです。
イギリスの歴史学者 アーノルド・J・トインビーは、民族が滅びる3つの原則で
1 理想を失った民族は滅びる
2 全てを金の価値に置き換えて判断する民族は滅びる
3 12・3歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく百年以内に滅びる
といわれています。
日本が戦争に破れ神話教育が禁止され自虐史観を植え付けられた日本人。
世界最古の歴史を誇る日本が1400年以上続いているということは、文化や精神性の高い民族である裏付けでもあります。
本当の歴史、精神性、伝統文化を学ぶことで日本人としての誇りと人間力の成長を促してくれます。
ただただ知識を増やす事ばかりではなく、精神性・人間力を高めて実行出来るように目指すことが大切です。